企業研究者の報酬の話 vol.1 - 報酬ってどんな種類があるの(年収ダケジャナインダヨ)?
すきとほる先生のニュースレター「企業研究者で勝つ」をご覧くださりありがとうございます。

このニュースレターは企業研究者のための”攻略本”です。
同じ研究者でも企業と大学ではルールが囲碁と将棋ほど違う。3年で年収1,500万円UP・2度昇進して大手外資のグローバル管理職になった私が、企業研究者の生態、社内政治ハック、昇進・転職術など『研究者がその価値を最大化し、企業を使い倒すためのキャリア戦略』を発信!
ニュースレターでこそ語れる、エグみ100%の企業研究者のキャリア戦略をお届け。以下のボタンから読者登録すると続きがご覧頂けますよ。
さて、今回からは「企業研究者の報酬の話」と題して、企業研究者の報酬の仕組み、その相場、さらに報酬が決まるプロセス、そして私自身の実際の年収推移などをシリーズとして赤裸々にお話していきます。
そうです!!!
みんな大好きお金の話です!!!
私知ってるんですよ、「お金なんて興味ないよぉ」と言っていたそこのあたなが鼻息むんむんでこの記事を読んでいることを!!!
ちなみに私はお金の話が大好きです。
「金を稼ぐには専門性」という邪心100%で研究者になることを選んだ人間ですので、どこでもここでもお金の話を包み隠さず語ります。何なら企業の採用面接でも「一番お金くれるところにいきます!お金がほしいから研究者になりました!」と満面笑顔で言っていたほどです。
「よくそれで8社受けて8社採用されたな」という感じですが、実はこれも面接戦略の一つで、
①言っても許される養育環境があった
②言っても採用される専門性があった
③言っても可愛がられるコミュ力があった
④その前提で発言し、企業側のオファー額を高めるプレッシャーをかけにいった(低い額を提示するとこの子きてくれないなと擦り込みにいった)
という判断でしたが、ここら辺はまた面接戦略の記事で話しますね(奥が深いんですよ、採用面接も)。
では肝心の企業研究者の報酬の話に入っていきますが、実は一口に企業研究者といっても内資・外資では報酬の決定プロセスや、昇給スピードや額、そしてその構成要素もまるで違います。私は外資しか経験がないので、外資の、特に製薬企業のそれを語っていきますのでご注意ください。ちなみに一般的には内資と比べると外資はPay for Paformanceのカルチャーが強く、企業に貢献すればするほどグングン報酬が上がっていき、特別賞与ももらえたりします。
企業研究者の報酬って何で構成されるの?
外資企業において、企業研究職の年収は次の要素で構成されることが多いです。